こんにちは!米国登録栄養士(RDN) のYokoです。
30代で英語学習再開。2児の母。
紆余曲折ありつつ.. テキサスにある医療系大学院で
臨床栄養学修士取得+1200時間の研修→資格試験
を経て、Registered Dietitian Nutritionist (RDN) になりました。
- 得意技:見切り発車
- モットー:「人事尽くして天命待つ」、「機が熟せば実は落ちる」
アメリカでどうやったら栄養士になれるのか?
知りたいけど、日本語で手に入る情報少なすぎる...
と、まだアメリカで臨床栄養士になるなんて夢のまた夢だった頃そう思ってました。
が、どうやら今もそんなに情報量は変わっていない様子。
経験者に聞いてみたかったあれこれ
本サイトを通じて少しでも、興味ある方のお役に立てたら嬉しいです!
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(以下、長文プロフィールです。)
アメリカの栄養士に関する情報、 日本語で少なくないですか?
- どうしたらなれるの?
- 何年かかるの?学費は?
- 授業や研修内容ってどんな感じ?
- 仕事の種類や内容は?
- ..で、英語力はどれくらい必要? etc...
質問日本語でググる
↓
...あまり情報見つからず。
↓
え..英語でググるしかないのか..???
↓
ハードル高い+情報ありすぎてカオス
↓
ま、また今度元気な時に.. orz
本気で目指す前の私、こんな感じでした。
あ、ちなみに私、日本で管理栄養士専攻ではなく日本の資格は持っていません。
(学士:食物科学専攻、修士:農学研究科食品生物科学専攻)
アメリカの栄養士について知った頃、20代半ばは、大学院の栄養化学研究室というラボに所属していました。研究内容は正直あまり "栄養"と関係はない分野で、ラットを用いて「運動時のエネルギー代謝の中枢性調節」を研究しているグループのメンバーでした。動物実験がメインで、その中で色々とエネルギー基質を異なる投与条件で投与し、実験を行うことが多かったのですが、ルートや浸透圧、濃度等について検討する上で 細かな疑問は募るばかり..
そんな中、もちろん動物と人での条件は異なるわけですが.. 経腸・静脈栄養の処方を行う事ができるアメリカの栄養士に関する記事を読んで、どのように処方条件を決めているのだろう..どういった勉強を経て処方できるようになるのだろう..と興味が湧いたのを覚えています。
大学院での研究活動にパッションを感じてはいたのですが、次第に、 基礎研究より応用研究、更にはそれら研究結果が臨床現場でどのように応用されているのか.. (特に栄養分野において)と興味は募っていきました。
また、幼い頃から母が栄養補助食品を扱う仕事をしており、食生活・栄養状態の改善で心身共に健康になっていかれる方々の姿を傍らで見つつ、私もそんなお手伝いができる仕事に将来就けたらいいなぁと思っていたので、記事で読んだ栄養士像はまさに理想的でした。
でも当時、母校の研究室への就職も決まっていたし、
英語得意じゃないし(論文読むの亀スピード)、
今さら留学!! というのも現実的ではなく..
日々の生活に追われるまま数年経った頃..
運命のいたずらか2010年、急な展開で渡米が決まり✈ でもって出産。
英会話力3才児レベルのまま、30代突入気づけば2児の母に。
(ちなみに皆さん、住んでるだけで英語できるようになるっていうのは都市伝説です。「私が証明です。」笑)
子育てが少し落ち着いてきた頃、「帰国の予定もみえないし、働かねば..。子ども達の為にも、手に職を。長い目で考えてやはりパッションを感じられる仕事..」 と考えた末、
「やっぱり、臨床栄養士になりたい」
というわけで、産後の(文字通り)重い腰をあげ、
準備を始めました。
育児+英語不安なレベル.. 長い道のりではありましたが
一歩一歩、小さなゴールを設定してそれをクリアしていく事に集中して
約5年かけて無事、米国登録栄養士の資格を取得しました。
必要な過程は、目指す人の現在の状況によって様々(英語力、学位の有無、経済力、自由時間 etc..)。
なので、本サイト上の情報は あくまで “私の場合” 、"私の知る限り" ですが、
FYI (For Your Information=ご参考までに) ということで
FYI Nutritionでの情報が
少しでもお役に立てることがあれば嬉しいです。
(サイト運営初心者..お見苦しい点多々あるかと思いますが、ゆるくお付き合い頂けると幸いです🍀m(__)m)