今週はサンクスギビングウィークです🍁
10月末のハロウィンが終わると、アメリカは一気にホリデーシーズン本番に突入。
(ハロウィン➡ サンクスギビング ➡ クリスマス ➡ ニューイヤー ➡ 一応バレンタインと2月まで毎月イベントが)
目次
Thanksgiving Day/サンクスギビング・デー/感謝祭とは
毎年11月の第四木曜日に祝われている、アメリカンにとって最も重要な年内行事のひとつで、
ターキーを中心とした、伝統的なご馳走を家族や友人と一緒に囲みながら日々の恵みに感謝する日です。
日本だと、実家に帰省するタイミングは主にお盆とお正月ですが、アメリカではそれが感謝祭とクリスマスになります。
ただ、11月12月とたったのひと月違いなのでもう少し離れてたら..とも思いますが、
両親が別々に暮らしている家庭も多いアメリカ、感謝祭はお母さんの家を訪ねて、クリスマスはお父さんの家へ訪れたりして、ひと月違いで両方行けるからいいよという話も聞きます(既婚者だと、実家と義理の実家と分けたり)。
都合合わず家族と集まれない人は、同じ状況の友達と集まってお祝いしたり。
→ ”サンクスギビング”にちなんで、”Friendsgiving/フレンズギビング"という名前も浸透してきてます。
(↓コロナ前に呼んでもらったお友達宅でのフレンズギビング。アート関係の仕事をしてる彼女なだけあって、美的センス抜群.. なんとも美しいディナーテーブルでした..)
感謝祭の由来
今から約400年前の1620年、イギリスから信教の自由と新天地を求めて清教徒(ピルグリム)がアメリカにやってきたものの、農耕も狩猟もうまくいかず飢饉で多くの人が亡くなり困っていた所、先住民であるネイティブ・アメリカン(インディアン)が食糧を分け、その土地に合った農作物の種を譲って栽培方法を教えたり、サバイブするノウハウを伝授。そのおかげで無事、生活の基盤を整えることができた。その感謝と豊作を祝うため、お世話になった先住民を招いて祝宴したのが起源..
という話が一般的です(子どもが小学校で習ってくる内容)。
「いや、史実と異なる(植民地化の過程で本当は暗い歴史がある)」等の説もありますが、本記事の主旨からそれるのでこの辺で.. ルーツはさておき、年内行事・公式な祝日となった現代は
大切な人・在るものに感謝する日、
あとは、公式に食い倒れて良い日(今、勝手に作った笑)ということで..
楽しく満腹になる日です。ピリオド。
感謝祭といえば!な食べ物
感謝祭で食卓にのぼる代表的なお料理はこんな感じ↓
- Roast Turkey ロースト ターキー (丸々一羽)
- Stuffing スタッフィング (↑のターキーのお腹にいれる詰め物:野菜やドライフルーツ、パン等家庭によって様々)
- Gravy Sauce グレービーソース(肉の焼き汁を濾して煮詰めてとろみをつけたの)
- Mashed Poratoes マッシュドポテト
- Cranberry sauce クランベリーソース
- Green Bean Casserole グリーンビーンキャセロール
- Corn bread コーンブレッド
- Pecan pie ピーカンナッツのパイ
- Pumpkin Pie パンプキンパイ
などなど..
サンクスギビング前になると、多くの人がターキーをスーパーに買いにいきます。大きさは12~24パウンド(大体5-11kg)、人数に合わせて選びます。
冷凍のが多く、冷蔵庫で解凍するのに2-4日程かかるのでご注意をば。(常温解凍だと表面部分が長い間、細菌増殖にとっての最適温度にさらされてしまって食中毒のリスクもある & 肉汁が大量に出てしまい、パサパサでおいしさ減↓な仕上がりになってしまいます)
家のオーブンや、BBQ用のグリルで焼く人が多いですが、
上級者でDeep Fried Turkeyといって、丸々一匹、大きな鍋で油で揚げる人も.. (私は火事がこわいので多分一生トライすることはありません.. 実際、ターキー丸揚げが原因で火事件数が増える為、感謝祭前はニュース等でよく注意喚起されてます😅)
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感謝祭が終わったら、その深夜から週末にかけて
ブラックフライデーセール。目玉商品を狙って人々が夜中からショッピングモールにかけこむ様子は風物詩でした(コロナ前)。去年今年は多分、皆さんパソコンの前で売り切れ前にポチれるよう構えてはるのでしょうか。
私も、インスタントポット用エアフライヤーの蓋を狙い中..
お財布のヒモが緩みすぎないよう気をつけねば..